IT技術を必要とする会社は全国各地にありますが、現在多くのIT企業は東京や大阪などの大都市にあります。そうなるとエンジニアは大都市に集中してしまう傾向があるため、地方には技術者が足りなくなっているのが現状です。
地方の会社で未経験者を一人前にする場合、それなりの時間や労力、費用などが掛かってしまいます。また企業が事業活動をする際に、IT技術が必要になるのはばらつきがあるのが普通で、経験者を直接雇用するとなると仕事が無い状態ができてしまう恐れもあります。
しかしフリーランスは即戦力となり、かつ必要なタイミングで仕事を依頼できるので、地方でも需要が高くなっています。
需要があり必要なタイミングで仕事を依頼できるため、フリーランスエンジニアの案件単価は高い傾向があります。
フリーランスエンジニアの平均時給は、約4,000円と言われています。そうなると、一日に10時間労働すれば約40,000円、月22日働けば約880,000円になります。仕事ができるエンジニアの場合、地方でも年収10,000,000円を獲得するのも夢ではありません。
IT技術が今後さらに発展していくことが予想されているので、高単価の状態は急に変わるということはあまり考えないでしょう。
地方を拠点に置く企業は、直接に会って仕事ができるフリーランスエンジニアを高く評価しています。そのため、他の地域に住むエンジニアにクラウドソーシング経由で仕事を奪われるという恐れもないでしょう。